【M01】クエスト:メッセージの練習(レベルD)
スプライトがぶつかった時「メッセージ」を送るプログラム
ここでは、「メッセージを送る」という事の意味と、「メッセージを受け取った後」の命令の組立てを練習します。まずは見本を見てみましょう!
<完成品の動き>
①スタートしたら「ネコ」と「ペンギン」がそれぞれ勝手に動きまわります
②お互いがぶつかったら、「ゲームオーバー」のスプライトが表示されます
③ゲームオーバーの後、すべてのスプライトが止まります
④もう一度スタートした時、「ゲームオーバー」のスプライトは隠れます
「メッセージ」とは
「メッセージ」とは、好きなタイミングでスプライト全体に送ることのできる”合図”です。
例えば、サッカーの試合でファウルがあった時、全体にわかるようにホイッスルを吹きますよね。
スクラッチの「メッセージ」も同じような役割をもちます。

好きな時に合図を送ることができます。最初は「メッセージ1」という合図しか選べませんが、自分でいくらでも合図をつくることができます。

例えば
・ゲームオーバーを全体に伝えるときは「メッセージ1」を送って知らせる
・ゲームクリアを全体に伝えるときは「メッセージ2(自作)」 を送って知らせる
などのように、場合によって使い分けることも可能です。
今回は「スプライトがぶつかった時」に全体に「メッセージ1」が送られるようにしています。
ここから先はヒントを見ながら実際に作ってみましょう!
<その1~その3をやりましょう>
その1:練習問題をダウンロードしましょう

その2:スクラッチを動かして練習ファイルを呼び出します

その3:プログラムを完成させましょう!
呼び出したプログラムは未完成の状態です。プログラムの完成を目指して命令コードを追加していく必要があります。
今のままでは「ゲームオーバー」スプライトはずっと表示されてしまいます。
「ゲームオーバー」スプライトに必要な命令をつけましょう。
①「メッセージ」を受け取ったらどうさせたいかを考えましょう
② ①の後にゲームが止まる命令を加えましょう
③「ゲームオーバー」が、スタート時は隠れているようにしましょう
※「ゲームオーバー」のコードはまだ何もありません。ここに命令を入れて、プログラムを完成させましょう。

※「ネコ」と「ペンギン」のコードは完成しています。
お互いがぶつかったら、ネコ側から全体に向けて「メッセージ1」を送ることになっています。

ヒント①:「ゲームオーバー」スプライトは、スタート時~ネコからメッセージが送られてくるまでの間、まずは隠しておく必要がありそうです。
ヒント②:ネコからのメッセージを受け取ることができたなら、「ゲームオーバー」を表示させましょう。
問題が終わったら、先生宛にプログラムをアップロードしましょう!
まずはファイル名「M01クエスト_問題 〇〇 〇〇(←名前)」で保存してみましょう。
(英語の大文字が難しければ小文字でもOKです。※打ち込みがむずかしい場合は、大人の人に相談するか、名前だけでもわかるようにしてみよう)
